京銘竹材

京銘竹

軽くてシャープな使い心地が特徴です。
最初は軽くて頼りなく感じるかもしれませんが、一度その軽さに慣れてしまうと、木箸とは全く違う使用感にきっと驚かれるのではないでしょうか。それ故、1膳目は木箸の八角形で作って、2膳目を京銘竹箸にするお客様が多いように感じます。

竹にも色々な種類があり、稈面に様々な紋様が浮かび上がります。
和風な雰囲気を演出し、落ち着いた渋さを合わせ持つのが竹の長所です。
特に茶道をしている方は竹の価値をよくご存じで、お茶をたしなむ方に竹箸は本当に喜んでいただける重要アイテムです。

京銘竹の御箸は上の写真、4種類の形状からお選びいただけます。
奥から【四角形】【節付き】【流線形】【欠満月】※「京の竹箸」のみ【八角形】が可能です。

*形状・塗りの詳しい説明は、「ご案内」をご参照ください。

  (画像クリックで拡大)
白竹

頭本朱仕上げ
白竹箸(しらたけ)[White-bamboo]【比重0.60】

別名「晒し竹(さらしだけ)」とも呼ばれ、青い竹を炭火であぶり余分な油と青い色を抜き去ったのが白竹です。青い竹のままですと色が抜けて汚くなっていきますが、白竹に加工することで美しい色合いを長く保つ事が出来ます。象牙色の上品な稈面が好まれ、庭の竹垣をはじめ様々な工芸品に利用されています。京銘竹の中でも最も生産量の多いのが、この白竹です。

【四角形:4,000円】【節付き:4,300円】
【流線形:4,500円】【欠満月:4,800円】

【箸置き:400円】【菓子切り:700円】

頭本朱仕上げ:400円】加工オプションで頭の部分を赤い本朱で仕上げることもできます。夫婦箸の区別をしやすくし、女性用に華やかな感じに仕上がります。

京の竹箸
京の竹箸

頭本朱仕上げ
 京の竹箸(きょうのたけ)[Kyoto-bamboo]【比重0.60】

京都の竹は盆地特有の厳しい寒暖差でよく締まり、腰があって粘り強く折れにくいという高い評価を得ています。特にエジソンが電球のフィラメントに京都産の真竹を用いた事で世界でも一躍有名になりました。
この京都産の真竹を材料に使い、皮の部分を薄く削ったうえで全体に防水加工を施していますので、非常に耐久性に優れた、お勧めの銘竹箸です。

【四角形:4,000円】【節付きは、ありません】
【流線形:4,500円】【欠満月:4,800円】

【箸置き:400円】【菓子切り:700円】

頭本朱仕上げ:500円】加工オプションで頭の部分を赤い本朱で仕上げることもできます。夫婦箸の区別をしやすくし、女性用に華やかな感じに仕上がります。

京の竹(八角形)

京の竹箸(八角形)頭
京の竹箸(きょうのたけ)【八角形】

上記の堅牢な京の竹箸に新しく『八角形』ができるようになりました。竹箸の『八角形』は竹の特性上、非常に作りにくく、これまで制作していませんでしたが、令和に入り新しい御箸の第一弾として、ご要望の多かった京銘竹の八角形を作りました。シャープな箸先と、持ちやすい『八角形』を合わせ持つ、お勧めの新製品です。

【八角形:5,000円】

【八角形(頭本朱):5,500円】

頭本朱仕上げ:500円】加工オプションで頭の部分を赤い本朱で仕上げることもできます。夫婦箸の区別をしやすくし、女性用に華やかな感じに仕上がります。

【京の竹(八角形)夫婦箸セット 10,500円】

胡麻竹
 胡麻竹箸(ごまたけ)[Sesame-bamboo]【比重0.60】

別名「錆竹(さびだけ)」とも呼ばれ、稈面に細かいゴマ模様が浮かんだ京銘竹です。枝葉を落とした竹は光合成が出来なくなり立ち枯れ状態になります。この状態で置いておくと稈面に細かいゴマ模様が浮かんでき、これを炭火であぶって艶を出し仕上げたのが胡麻竹です。
胡麻竹は見た目の美しさと、虫も喰わない事から建築材にも利用されています。

【四角形:5,000円】【節付き:5,300円】
【流線形:5,500円】【欠満月:5,800円】

【箸置き:500円】【菓子切り:800円】

雲紋竹
 雲紋竹箸(うんもんちく)[Cumulus-bamboo]【比重0.60】

別名「丹波斑竹(たんばはんちく)」とも呼ばれ、稈面に積雲上の紋様が浮かんだ、ちょっと珍しい京銘竹です。見た目が非常に美しく、装飾価値の高さを生かした竹垣などに利用されます。近年では硫酸で焼いて紋様を付けた人工の紋竹が多く出回り、天然物の雲紋竹はあまり見かけなくなりましたが本物の雲紋竹だけが積雲上の美しい紋様を浮かび上がらせます。

【四角形:5,500円】【節付き:5,800円】
【流線形:6,000円】【欠満月:6,300円】

【箸置き:550円】【菓子切り:1,000円】

寅竹
寅竹箸(とらだけ)[Tiger-bamboo]【比重0.60】

淡竹の一種に黒竹という稈面が黒く覆われた竹があります。最初は普通の竹と同じく青色をしていますが、途中から黒色に変化する変わった竹です。この黒竹が太く成長し、黒い紋様が稈面全体に散らばって寅模様に見える竹を特別に寅竹と呼び珍重します。
元々、淡竹系の竹は細い品種で、寅竹と言えるほど太い竹は非常に少ないのですが、さらに御箸が作れるほど厚みのある寅竹は年に1・2本しかお目にかかれません。

【四角形:8,000円】【節付き:8,300円】
【流線形:8,500円】【欠満月:8,800円】

【箸置き:800円】【菓子切り:1,200円】

現在、太い竹がなく男性用はできません。
 細い女性用は大丈夫です。

染竹
染竹箸(しみだけ)[Stain-bamboo]【比重0.60】

竹の開花は非常に珍しく、約100年周期で繰り返されると言い伝えられています。開花後にその竹林はいっせいに枯れ始めますが、枯れ始めた頃の竹には稈面に黒い染みが浮かんできます。この黒い染みが入った竹を特別に染竹と呼んで特別に珍重します。
その稀少価値の高さと侘びた感じが茶道の世界では特に好まれ、花生けや茶杓に使われる稀少な京銘竹です。

【四角形:9,000円】【節付き:9,300円】
【流線形:9,500円】【欠満月:9,800円】

【箸置き:900円】【菓子切り:1,300円】

小豆竹
小豆竹箸(あずきだけ)[Adzuki-been-bamboo]【比重0.60】

稈面に小豆のような細かい紋様が浮かんだ非常に珍しい京銘竹です。おそらく雲紋竹の変種ではないかと思われますが、銘竹屋さんでも知らない人がいるくらいの珍しさです。竹を買いに行くたびに探すのですが、年間1・2本しか見かけません。さらに品種が淡竹系のようで、あまり太くならない為、箸の材料にできるほど厚みのある小豆竹はここ2年ほどお目にかかれていません。

【四角形:7,500円】【節付き:7,800円】
【流線形:8,000円】【欠満月:8,300円】

【箸置き:800円】【菓子切り:1,100円】

煤竹
煤竹箸(すすだけ)[Smoke-stained-bamboo]【比重0.60】

煤竹とは100年以上の永い歳月、囲炉裏や釜戸の煙で燻され、稈面が美しい飴色に染まった稀少な銘竹です。特に茶道の世界では侘び寂びを表現するのに最も適した銘竹として喜ばれます。
この竹は見た目の美しさだけでなく、材質も非常に堅牢です。これは永い歳月をかけて燻される事で、硬い竹が更に硬く、より頑丈に締まるからです。
あらゆる面で御箸作りに最も適した良質材ですが、囲炉裏のある生活は今の日本では無くなってしまいました。それ故、新たな材料の入手は年々困難になっています。近い将来には無くなってしまう運命の貴重な銘竹です。

【四角形:10,000円】
【節付き:10,300円】
【流線形:10,500円】
【欠満月:10,800円】

【箸置き:1,000円】
【菓子切り:1,50
0円】

煤竹(極み)
煤竹箸【極み】(すすだけ・きわみ)[High-quality Smoke-stained-bamboo]【比重0.60】

京銘竹の最高峰である稀少材「煤竹」同じ煤竹の中でも煤の染まり具合や模様の良し悪し、傷の有無で、その価値は大きく変わってきます。茶道の世界では竹の模様を景色(けしき)という言葉を用いて表現し、格別に模様の美しい竹は「景色の良い竹」という言葉で表します。この景色の良い煤竹だけを厳しく選別した最高品質の銘竹箸が『煤竹(極み)』です。

【四角形:25,000円】
【節付き:25,300円】

【流線形:25,500円】
【欠満月:25,800円】

【箸置き: 1,500円】
【菓子切り:2,000円】

京銘竹箸箱

≪京銘竹箸箱≫

模様の美しい様々な京銘竹を材料に使った箸箱です。蓋はスライド式になっています。
画像のサイズは【大】で、23.5cmの御箸まで入れる事ができます。

小さい【お弁当サイズ(18cm)用】の制作も可能です。1,000円引きで作れますので、お問合せ下さい。

◆価格は左から順番に以下の通りです。

【胡麻竹 ¥9,000】
【雲紋竹¥10,000】
【小豆竹¥11,000】
【染竹 ¥13,000】
【寅竹 ¥13,000】
【煤竹 ¥15,000】

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