お寺の歴史を見守ってきた楓(かえで)の大木から作った『御箸』と『箸置き』

美しい杢の浮かんだ『楓(かえで)の 銘木箸』

『思い出架け箸(お持ち込み材)』のページの【作品例】追加です。

今回の御依頼は、近くの妙心寺にある古いお寺のご住職からの御依頼でした。

「本堂の移築で、庭にある楓の古木をどうしても切らないといけなくなってしまったので、御箸という形で上手く有効活用できないか」という ご相談でした。

更に話を聞くと、「永い歳月お寺と共に歩んできた思い入れのある古木なので、御箸という形で新たな命を吹き込んで檀家の皆様にお配りしたい」という御意向でしたので、『御箸』と『箸置き』をセットで作り、『お寺の楓の古木で作りましたという説明書きを添えて』桐箱に入れ、のし紙を巻いて包装し、200組ほど納品させていただきました。

後日、檀家の皆様も非常に喜んでいたという御報告を、ご住職から聞かせていただきました。
こちらこそ本当にありがとうございました。

最後に、今回の主役である楓の古木がいてくれた事で、多くの方々に『思い出の橋渡し』をすることができました。永い歳月を生き抜いた立派な楓の古木に深く深く感謝です。

亀岡の料理旅館の板前さんから『盛付け箸』の ご依頼をいただきました。

【黒檀】と【深紅木】の『盛付け箸』

亀岡市の料理旅館の板前さんから『盛付け箸』の御依頼をいただきました。

今回は、かなり強いこだわりを持っておられるお客様の御依頼でしたので、紹介させていただきます。どちらもお若い20代の板前さんで、上司にあたる料理長様のご紹介で当店に御箸を作りに来てくれました。

お一人は材質にこだわり、もう一人はサイズにこだわるお客様で、長い時間をかけて店頭の見本を持ち比べながら自分好みの『盛付け箸』を選ばれていたのが印象的でした。

材質にこだわるお客様は、通常【黒檀】で仕上げる『盛付け箸』を、赤い【深紅木(カージナルウッド)】で作って欲しいとオーダーされました。

サイズにこだわるお客様は、通常【27cm】で仕上げる長さを「もう1cmだけ長くして【28cm】で、太さは少し細めの【8.6mm】で作って欲しい」との ご要望で作ったのが上の写真の『盛付け箸』です。

いつも黒檀の黒い『盛付け箸』を見慣れていたので、赤い『盛付け箸』は斬新で新鮮なインパクトを与えてくれました。長くて細めの『盛付け箸』は板前さんの繊細な道具に対するこだわりと、好みの違いを教えてくれました。

色んなお客様のご要望を聞くことで、新しい発見がまだまだたくさん眠っているんだなと改めて感じる印象深いご依頼でした。

明けましておめでとうございます。

雲紋竹の『夫婦箸 』と『箸置き』

明けましておめでとうございます。

新年は1月4日より営業しています。
本年もよろしくお願い致します。

《今年からの変更点が2点あります。》
①納期が早くなりました。
材料の乾燥方法の見直しと、店頭の在庫分を増やすことで納期が大分早くなりました。(※約1ヶ月)
これでお急ぎのお客様も、ご注文しやすくなると思います。

②日曜日を予約制で営業します。
 日曜日に来店希望のお客様が多く、これまでも開店できるときは出来る限り開けていたのですが、これからは予約制で開店しようと思っています。ご来店希望日の3日前までに【電話】もしくは【メール】で、『来店希望日時の第一希望と第二希望』をお伝え下さい。 
 スケジュールを調整して、こちらからご連絡させていただきます。
(※メールの方は当日連絡の取れる電話番号の記載をよろしくお願いします。)

 

 

 

 

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