先日、材料の買い出しに行き、質の良い材料が入手できたので、久しぶりに箸箱を制作しました。
一つは唐木の代表格『紫檀(したん)』です。
紫檀は近年入手が非常に難しくなった材の一つで、それに代わりアフリカ産の偽物を多く見かけるようになりました。本物の紫檀は『本紫檀(ほんしたん)』とも呼ばれ、写真をご覧いただいて分かるようにいろんな色が木目として混じりあう本当に美しい銘木材です。
もう一つは国産銘木材で最も堅牢な『赤樫(あかがし)』です。
赤樫はブナ科に属し、ブナ科の特徴「虎斑(とらふ)」と呼ばれる美しい虎模様が材面に浮かび上がります。堅牢さと寸度安定性に優れ、カンナ台などにも利用される有用な銘木材です。
この新しい掲載分は在庫がありますので、すぐにでも発送が可能です。
同じ材もまだありますので、写真と同じ材料で違うサイズがご希望の場合はお問合せ下さい。
同じ材を使って誂えという形で、一から作らせていただきます。(※誂えの場合は制作に1ヶ月程かかります。)