お持ち込み材「思い出架け箸」の作品例に新しく【桜の木箸】追加 

◆今回は大阪のお客様からの御依頼で、永年庭に生えていた桜の木から記念品となる御箸を作って欲しいという御依頼でした。

くわしくお話を聞くと、御依頼主様が幼少の頃、ご両親が庭に桜の木を植えられたそうです。
その木はさくらんぼができる種類だったようで、毎年さくらんぼの実が出来るのを楽しみにされていたそうです。永い歳月にわたり御家族を見守り続け、様々な恩恵を与えてくれた桜の木ですが、どうしても切らなくてはならない事情ができ、そのまま処分してしまうのはあまりに忍びないという思いから私共の方に御相談に来られました。

丸太のままで持ってこられたので、「切ってみて乾燥させてみないと、きちんとした御箸に仕上がるか分かりません」とご返事し、しばらくの間材料を預からせていただきました。

そして本日、ようやく出来上がった御箸をお渡しすることが出来ました。見ていただいて最初の一言が「うわ、きれい」と言っていただけたのが印象的で本当にうれしかったです。ちょうど今日がご両親の誕生日だそうで、「これからすぐに渡しに行ってきます。」と大変喜んでいただけました。

全部で17膳分の御箸を作らせていただいて、夫婦箸以外の残りは年末と年始に集まる親戚の方に配られるそうです。この御箸が桜の木に縁ある皆様にとって、記念に残る特別なお年玉になる事を願っています。