【紅木】画像をアップしました。

紅木(こうき)

「紅木」は三味線の棹に使われる高級木材ですが、はっきりした正体がわからない謎の木材でした。その理由は昔、誰かが「紅木紫檀」と呼んだからだと思われます。これにより「紅色をした紫檀のことなのか」「紫檀とは違うが紫檀の仲間なのか」もしくは「紫檀とは無関係なのか」が、どの銘木屋さんに聞いても明確な答えは聞けないまま10年以上の月日が流れました。

そんな時ふと思いついたのが材木としてではなく、植物として調べてみれば答えに近づくのではないかと考え、いくつもの図書館をめぐり多くの本を調べて、分かったことは。

遣唐使が持ち帰った「唐木の一種」/マメ科なので「ローズウッドの一種」/「紫檀よりも花梨に近い存在」これらのヒントをもとに行き着いた答えは「紅木は花梨の仲間の最高級材である」という答えです。いろいろと悩ませてくれた、不思議な縁のある木材でしたが、この材も輸入が規制されてしまい、手持ちの材あと残りわずかという状況です。