新しい取り組みスタート「思い出架け箸(おもいでかけはし)」

屋久杉 取り箸

以前からずっと取り組みたくて、いつ始めようかと機会を伺っていたのが「思い出架け箸」(おもいでかけはし)という企画です。

簡単に言えば「お持ち込みいただいた材料を元に御箸をあつらえますよ」という企画です。

お持ち込みいただく素材には、その材にゆかりある人達の大切な思い出や、懐かしい記憶がいっぱい詰まっているのではないでしょうか。

そんな思い出が詰まった素材から、一人ひとり専用の御箸をお誂えし、過去の懐かしい思い出と
今とをつなぐ架け橋(箸)となる1膳を制作したいと思っています。

実は、これまでも何度かお持ち込みいただいた材料で作らせていただいた事はあるのですが、料金表などが全くなかったので、近日中に「思い出架け箸」のページを作りたいと思っています。

上記の写真は開店当初、16年程前になりますが茶箪笥の戸板(屋久杉)をお持ち込みいただいて、それから作った屋久杉の取り箸です。お茶をされているお客様でしたので、屋久杉の美しい木目を生かした取り箸を作って欲しいというご依頼をいただきました。

他にも制作例がありますので、少しずつ写真を載せていきたいと思います。

 

 

 

結婚式のプレゼントに『紅紫檀箸(八角形)』の、ご依頼をいただきました。

紅紫檀箸【八角形】

兵庫県のお客様より、結婚式の記念品に『紅紫檀箸』のご依頼を受け、作らせていただきました。

紅紫檀は御箸にするのが非常に難しい材料で、10膳分木取りして使えるのは3~4膳程しか使えません。その中から、本当にきれいな紅紫檀を選んで御箸にするのは職人の腕の見せ所であり、紅紫檀の御箸が高価な理由は、この作りにくさと稀少価値の高さです。

今回は材料の質が非常に高く、濃い紅色と黒褐色の木目が炎のように美しく入り混じっています。
手前味噌ながら、十分納得のいく御箸に仕上がりました。

上記のセットに「のし紙」を巻いて、「あつらえ書」を同封して、本日送らせていただきます。

ずっと記憶に残る、素晴らしい結婚式になる事をお祈りしています。

 

 

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