迎春用『祝箸(ヘギ入り)』今日から販売を開始します。

祝箸(1組)
祝箸(ヘギ入り)【1組】¥250

12月13日は京都では事始めと言って、お正月の準備を始める日に当たります。そこで当店でも本日から祝箸の販売を開始しました。当店の祝箸は古都京都で昔から使われてきた「関西風」の正式な祝箸です。よく見かける水引が跳ね上がっているタイプは「関東風」と呼ばれ、派手で見栄えが良いことから最近では関東風の箸袋ばかり見かけるようになってしまいました。たかが箸袋一つですが、東西の文化の違いがこんな小さなところにも表れているのが非常に面白く、今年のお正月は少しこだわって祝箸を選んでみませんか。

祝箸(箸のみ)
祝箸(柳箸)【箸のみ・5膳組】¥250

祝箸の御箸は「柳箸(やなぎばし)」とも呼ばれ、大昔は柳の木で作られていたようですが、非常に柔らかく折れやすかった為、同じように白くて折れにくい「水木(みずき)」で作られるようになりました。水木はこけし作りに使われる国産材で腰があり折れにくいのが特徴です。正月から御箸が折れることを忌み嫌った日本文化の象徴だったのですが、近年の祝箸は「アスペン」と呼ばれる外国産材が主流になってしまいました。アスペンは材料費を安く抑えることが出来ますが、非常に反りやすく、折れやすいのが難点です。

どうか今年のお正月は折れにくい国産材の水木を使った当店の祝箸を試してみてください。きっと「そういえば祝箸はこんな肌触りと質感だったな」と、懐かしい思い出がよみがえることでしょう。

祝箸(袋のみ)
祝袋(ヘギ入り)【袋のみ・5枚組】¥1,000

今ではほとんど見かけなくなった「ヘギ入り」の箸袋です。通常の箸袋ですと紙がベタベタに汚れてしまいますが、ヘギが入っていることで松の内の最後まできれいにお使いいただけます。

また「関西風」の箸袋は置き方も独特で、写真のように水引を上にして置くのも「関東風」とは違う大きな特徴です。

 

せっかくのお正月、新年の始まりに御箸と箸袋にこだわってみてはいかがでしょうか。

【黒柿(くろがき)】画像をアップしました。

黒柿(くろがき)
黒柿(くろがき)

国産銘木材の最高峰と言われるのが、この黒柿です。普通の柿の木には黒い紋様は現れず、苦労して永い年月を生き抜いた古木にだけ、黒い紋様が浮かび上がります。

まるで水墨画のような美しさと、稀少価値の高さを併せ持つ黒柿は、多くの人の心をつかむ日本を代表する稀少銘木材です。

【桃色象牙(ピンクアイボリー)】画像をアップしました。

桃色象牙(ピンクアイボリー)
桃色象牙(ピンクアイボリー)

染めたような鮮やかなピンク色が特徴のアフリカ原産の稀少銘木材です。きれいに仕上げた材面は滑らかな象牙のような肌触りになる事から、桃色の象牙「ピンクアイボリー」と呼ばれています。若い女性からは特別かわいい色合いで高い人気を誇りますが、お値段は決してかわいくない、女性憧れの稀少銘木材です。

『螺鈿細工(らでんざいく)』を復活します。

螺鈿細工(キャッツアイ)
螺鈿細工(キャッツアイ)

開店当初1年半くらいは銘木材に螺鈿細工を施した御箸も作っていたのですが、ご依頼の件数が一気に増えてしまって、そこまで手が回らなくなり、やむなくお蔵入りとなった商品です。

近年、在庫分を多めに作るようにした事で、少し時間に余裕ができるようになりました。そうなると「やっぱり真珠光沢の貝殻と銘木材の組み合わせはきれいだな」「もう一度螺鈿細工の御箸を作りたいな」という思いが沸々と湧いてきて、今回螺鈿細工の御箸を復活させたいと思います。

今月中に数種類の螺鈿と、いくつかの銘木材を組み合わせた見本を制作し、螺鈿細工のページも加えたいと思っています。美しい木目の銘木材と、七色に輝く螺鈿の組み合わせは本当にきれいです。どうか楽しみにお待ちください。

【伯剌西爾木(ブラジルウッド)】画像をアップしました。

伯剌西爾木(ブラジルウッド)
伯剌西爾木(ブラジルウッド)

鮮やかなオレンジ色が特徴です。この木からは「ブラサ(燃えるような赤」と呼ばれる赤色染料が採れ、この木がたくさん生えていた国をブラジルと呼ぶようになったと言われています。別名「ペルナンブコ」とも称され、昔からバイオリンの弓の最高級材としても有名な稀少銘木材です。バイオリンをしている方へのプレゼントには喜ばれるのではないでしょうか。

【漆黒木(ブラックウッド)】画像をアップしました。

漆黒木(ブラックウッド)
漆黒木(ブラックウッド)

 

「アフリカ黒檀」正式名称は「アフリカン・ブラックウッド」と呼ばれる、世界で最も重くて硬い銘木材の一つです。音楽の世界では有名で「グラナディラ」という名称で呼ばれています。硬い材質が高い音階をきれいに響かせることから「クラリネット」などに利用される高級楽器用材です。音楽をしている方へのプレゼントにいかがでしょうか。

【檳榔樹(びんろうじゅ)】画像をアップしました。

檳榔樹(びんろうじゅ)
檳榔樹(びんろうじゅ)

名前に樹と付きますが、木よりも竹の仲間(ヤシの木科)です。木材の木目とはまた違った紋様が面白く、どこか南国オセアニアを連想させる少し風変わりな材が、この檳榔樹です。

 

【暹羅柿(しゃむがき】【深紅木(カージナルウッド)】画像をアップしました。 

暹羅柿(シャムガキ)
暹羅柿(シャムガキ)

茶褐色や黒褐色の木目が大理石状に入り混じる非常に美しい銘木材です。美しい木目を生かした化粧用パネルや様々な木工芸品に用いられます。木が好きな方で、きれいな木目の御箸をお探しなら特におすすめの稀少銘木材です。

深紅木(カージナルウッド)
深紅木(カージナルウッド)

鮮やかな紅色が特徴の「カージナルウッド」と呼ばれる銘木材です。この赤色は染めた色ではなく天然の木材そのままの色合いで、英名の「カージナルウッド」とは「深紅/真っ赤」な木という意味です。見る角度によって鮮やかな朱色に見えたり、深い紅色に見えたりと様々な赤色に変化するのも魅力で、女性に大人気の稀少銘木材です。

【紫檀(したん)】の画像をアップしました。

紫檀(したん)
紫檀(したん)

東南アジアを代表するローズウッドの王様がこの紫檀です。唐木の一種として古くから日本にもなじみが深く、高級床柱や高価なお仏壇などに利用されてきましたが、材の減少に伴い輸出に規制がかかってしまいました。
その為、現在市場に出回っている紫檀の多くが代用材に代わってしまい、本物の紫檀は入手の難しい稀少材となっています。

 

【亜馬孫・薔薇香木(アマゾン・ローズウッド)】【虎檀(こたん)】画像をアップしました。

亜馬孫・薔薇香木(アマゾン・ローズウッド)
亜馬孫・薔薇香木(アマゾン・ローズウッド)

マメ科の高級木材ローズウッドの一種です。原産地が南米アマゾンなので「アマゾン・ローズウッド」と呼ばれています。明るい茶色から少し紫を帯びた茶褐色の木目が美しい銘木材です。ギター用材として知られ、ギターをしている方へのプレゼントなどに喜ばれるのではないでしょうか。

虎檀(こたん)
虎檀(こたん)

東南アジアの高級銘木材「唐木」の一種です。黄色と黒の虎模様が美しく、特にタイガースファンの方には熱い支持を得ている銘木材です。材面は明るい黄色から深い黄褐色に変化していきます。

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