◆ブログ更新◆ 幻の黒檀と呼ばれる【青黒檀(あおこくたん)】が入手できました。

幻の黒檀【青黒檀】の角材

◆先日、幻の黒檀と呼ばれる稀少材【青黒檀】の角材を入手することが出来ました。



青黒檀は タイ が原産地の銘木材ですが。1979年に原木の伐採が禁止され、それ以降輸入することが出来なくなってしまった事から、幻の黒檀と呼ばれるようになりました。



4種類ある「黒檀」の中でも最も重硬な黒檀で、世界中で最も硬い木材の一つに挙げられます。
(※手に持った質感は木というよりも、石のように艶やかです。)



最大の特徴は名前の通り青緑を帯びた美しい色合いで、この青黒檀で御箸を作ると滑らかな持ち心地と、碧く底光りする美しい極上の御箸に仕上がるのですが、材料の入手が極めて難しく、今回ほど大きな角材で購入できたのは6・7年ぶりになります。



今回は、せっかく大きな角材で入手できたので、その大きさを最大限に生かせる【雲水箸】を作ろうと思っています。



以前から【青黒檀で雲水箸】が作れませんかと何度か問い合わせをいただいたのですが、大きな青黒檀は本当に幻で入手できるめどが全くなかった為、全てお断りしてきましたが、今回は良い御箸が作れそうです。



◆青黒檀の雲水箸は今まで作った事がないので、出来上がりが本当に楽しみです。


『探偵・由利麟太郎』で【吉川晃司さん】が使用されたのと同じ御箸を展示しています。

【材質・黒檀】【形状・八角形】【長さ・25cm】の特別サイズ

◆『探偵・由利麟太郎』で【吉川晃司さん】が使用されたのと同じ御箸を展示しています。

先日から店頭に【吉川晃司さん】が使用されたのと同じ御箸の展示をはじめました。
ドラマは終わってしまいましたが、【吉川晃司さん】ファンの方が連日お店に来店されます。
皆さん「どんな御箸か一度持ってみたい」という声が多かったので、今回同じ御箸を作って店頭に飾る事にしました。

かなり長くて大きな御箸ですので、私が使うと持て余してしまう位の特別大きなサイズの御箸です。
ぜひ一度、近くに来られた際は【吉川晃司さん】が使用された御箸の持ち心地を試しにお立ち寄り下さい。

 

「見本貸し出しサービス」の詳細を記載しました。

◆先月から始めた、御箸の「見本貸し出しサービス」の詳細をホームページに記載しました。

【ご案内】→【ご注文方法】の順に開いていただくと、「見本貸し出しサービス」の詳細を記載したページに飛びます。

他の部分も分かりやすく書き直しましたので、どうか一度お目通し下さい。

「探偵・由利麟太郎」主演の【吉川晃司さん】の影響力は凄いと実感。

手削りの御箸が生み出す、箸先の使いやすさ

◆前回、「探偵・由利麟太郎」主演の【吉川晃司さん】が「ドラマで使われる御箸を作らせていただきました」とブログに書き込んだのですが、ドラマも好調なようで、京都新聞にも大きな紙面で取り上げられていました。東映さんも力を入れて制作されたようで、すごい熱意を感じます。

その【吉川さん】と同じ御箸を購入したいと、今日の2時頃ご夫婦のお客様が来店されて、【吉川さん】と同じ素材の「黒檀(八角形)の御箸」を購入して帰られました。

色々とお話を聞いてみると、撮影で使われた場所を順番に巡っていて、「御箸の購入もその聖地巡礼の一つなんです。」と話されていました。

「熱心なファンの方は凄くパワフルだな」と感心していると、今度は電話が鳴り、福岡のお客様からの電話だったのですが「【吉川晃司さん】が大好きな友人がいるので、その友人に【吉川さん】がドラマで使っているのと同じ御箸をプレゼントしてあげたい」という御依頼でした。

【吉川晃司さん】がドラマで使われている御箸は、かなり長めの特別サイズで誂えた御箸でしたので、今すぐは在庫が無いので、同じ黒檀の材質で、同じく長めの特別サイズで誂えて一ヶ月後に送らせていただきますと伝えると、「良いプレゼントが見つかりました」と大変喜んでいただけました。

その30分後、今度はメールを確認すると「和歌山のお客様」から、「探偵・由利麟太郎」のドラマを見て【吉川晃司さん】が使ってるような御箸が欲しいというメールが入っていて、わずか1時間程のうちに3件も【吉川さん】関連のご注文が入るとは夢にも思わず。

【吉川晃司さん】の影響力の凄さを実感した、夢のような出来事でした。

 

 

【吉川晃司さん】が、ドラマ『探偵・由利麟太郎』で使われる御箸を作りました。

黒檀箸【八角形】吉川さんの要望に合わせて、長めの特大サイスで制作。

◆今年の1月、まだコロナが騒がれる前でしたが、「東映京都撮影所の助監督さん」からお電話をいただき、「主役の吉川晃司さん」が使う御箸探しで困っているので、ぜひ力を貸して欲しいとご連絡がありました。

お話を聞くと、「吉川さん」は手が大きく、御箸も通常より長く大きめの御箸がお好みとの事で、スタッフさん達で色々なショップを回って、大きな御箸を探されたそうですが、なかなか質の高いものは見つからず「吉川さん」のお眼鏡にかなうものは見つからなかったそうです。

そこで手作りで御箸を誂える当店にお話をいただいたのですが、当方特殊な御箸は得意分野ですので、「吉川さん」のお好みを聞かせていただいた上でお勧めしたのが「黒檀箸の八角形(長く太めのサイズ)」で、ご用意させていただきました。

◆「助監督さん」から数日後、「大変気に入っていただけたようで、撮影にもぜひ使わせてもらいます。」というご連絡をいただきました。

そのドラマが『探偵・由利麟太郎』明日の6月16日から関テレ9時で5週連続で放送されます。

【第1話】は、うどん屋さんのシーンで主役の吉川晃司さんが使用されるそうです。
 ※興味のある方はぜひ一度ご覧ください。

【本黒檀(ほんこくたん)】【紅紫檀(べにしたん)】画像を更新しました。

本黒檀(ほんこくたん)
紅紫檀(べにしたん)

「商品紹介」→「銘木材」のページの稀少材『本黒檀(ほんこくたん)』と『紅紫檀(べにしたん)』の写真を更新しました。

春先に『本黒檀』『紅紫檀』で【夫婦箸と箸箱セット】のご依頼をいただき、きれいな材で仕上がりも良好だったので今回写真を撮って更新する事ができました。

ずっと古い写真のままで気になっていたので、一つ肩の荷が下りた気がします。

 

 

亀岡の料理旅館の板前さんから『盛付け箸』の ご依頼をいただきました。

【黒檀】と【深紅木】の『盛付け箸』

亀岡市の料理旅館の板前さんから『盛付け箸』の御依頼をいただきました。

今回は、かなり強いこだわりを持っておられるお客様の御依頼でしたので、紹介させていただきます。どちらもお若い20代の板前さんで、上司にあたる料理長様のご紹介で当店に御箸を作りに来てくれました。

お一人は材質にこだわり、もう一人はサイズにこだわるお客様で、長い時間をかけて店頭の見本を持ち比べながら自分好みの『盛付け箸』を選ばれていたのが印象的でした。

材質にこだわるお客様は、通常【黒檀】で仕上げる『盛付け箸』を、赤い【深紅木(カージナルウッド)】で作って欲しいとオーダーされました。

サイズにこだわるお客様は、通常【27cm】で仕上げる長さを「もう1cmだけ長くして【28cm】で、太さは少し細めの【8.6mm】で作って欲しい」との ご要望で作ったのが上の写真の『盛付け箸』です。

いつも黒檀の黒い『盛付け箸』を見慣れていたので、赤い『盛付け箸』は斬新で新鮮なインパクトを与えてくれました。長くて細めの『盛付け箸』は板前さんの繊細な道具に対するこだわりと、好みの違いを教えてくれました。

色んなお客様のご要望を聞くことで、新しい発見がまだまだたくさん眠っているんだなと改めて感じる印象深いご依頼でした。

食べログで有名な「ミトミえもん」様の御箸を制作しました。

「ミトミえもん」さん専用の『御箸』と『箸袋 』

先日、お客様から「食べログで有名なミトミえもん様に御箸をプレゼントしたいので相談に乗って欲しい」というご依頼がありました。

「素材選び」から「形状」「サイズ」など、お客様からのご要望を聞いたうえで、こちらからご提案させていただいたのは、素材は硬くて丈夫な銘木材『黒檀』で、形状は持ちやすい『八角形』に、サイズは「ミトミえもん様」の身長から割り出したぴったりサイズ『23cm強』で制作し、最後に「ミトミえもん様」のお名前を彫り込み、金で塗り加工を施して完成です。

あと食べログの撮影で持ち歩かれる機会が多いとの事でしたので、持ち運びに便利な箸袋を付けてご用意させていただきました。

お客様の思いを無事「ミトミえもん様」に、お届けできたなら幸いです。

気に入ってご愛用していただける事を、切に願っています。

お持ち込み材「思い出架け箸」の作品例に『癒蒼木箸』追加

癒蒼木 (ゆそうぼく)八角箸【箸置き付】

癒蒼木(ゆそうぼく)あまり聞きなれないこの木材は、世界で最も重たい木材として、古くは「ボーリングのボール」を作るのに使われたという記録があります。癒蒼木という漢字は、この木材の樹液が様々な病を癒す効果を持つ事と、時間の経過と共に蒼い緑色に変化する特徴から名付けられました。

更に、この木材は樹脂分を多く含み、船舶スクリューの軸受けとして重宝され、長年油をささなくてもそのまま使用できたと伝えられています。

今回の「思い出架け箸」は15年近く前になりますが、小豆島のお客様でした。定年までずっと捕鯨船に乗っていたお父様が、捕鯨船の船舶スクリューの軸受けに使われていた癒蒼木を記念に持っておられたそうです。

その癒蒼木の軸受けから、還暦の御祝用に御箸と箸置きを作って欲しいというご依頼でした。

確かその時は20膳程の御箸が作れて、親戚の方々に配られたそうです。
後日、みんな大変喜んでいたという内容の御礼の手紙と、小豆島の干しシイタケまで送っていただき、今まで食べた中で一番おいしいシイタケだったのを今でもよく覚えています。

商品代はきちんといただいたのに、御礼状やシイタケまで送っていただいた御厚意に深く感謝すると共に、私達にまで思い出の架け箸を広げていただいた御厚情は今でも大切な記憶として残っています。

新しい取り組みスタート「思い出架け箸(おもいでかけはし)」

屋久杉 取り箸

以前からずっと取り組みたくて、いつ始めようかと機会を伺っていたのが「思い出架け箸」(おもいでかけはし)という企画です。

簡単に言えば「お持ち込みいただいた材料を元に御箸をあつらえますよ」という企画です。

お持ち込みいただく素材には、その材にゆかりある人達の大切な思い出や、懐かしい記憶がいっぱい詰まっているのではないでしょうか。

そんな思い出が詰まった素材から、一人ひとり専用の御箸をお誂えし、過去の懐かしい思い出と
今とをつなぐ架け橋(箸)となる1膳を制作したいと思っています。

実は、これまでも何度かお持ち込みいただいた材料で作らせていただいた事はあるのですが、料金表などが全くなかったので、近日中に「思い出架け箸」のページを作りたいと思っています。

上記の写真は開店当初、16年程前になりますが茶箪笥の戸板(屋久杉)をお持ち込みいただいて、それから作った屋久杉の取り箸です。お茶をされているお客様でしたので、屋久杉の美しい木目を生かした取り箸を作って欲しいというご依頼をいただきました。

他にも制作例がありますので、少しずつ写真を載せていきたいと思います。

 

 

 

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